母の日・・・

金曜日は、会社にいるから・・ってブログの曜日を変わってもらったのに早速出張帰りのTです。
今回の出張の提案の大半が「母の日の提案」なのですが、「母の日」の由来ってなんだろう?って気になり、出張前から調べたりしてました。
「母の日」とは・・・
ひとりの現代アメリカ人によって始められたものです。アメリカ・バージニア州に住むアンナ・ジャービスという教師が母親の死を悼み、1907年に教会で信者たちに白いカーネーションを配ったのが発端です。
では、この人の母親がどんな人かというと、1858年に「Mothers’ Day Work Club」を結成し、病気で苦しんでいる人を助けるために募金活動をしたり、病気予防のための食品検査や公衆衛生の活動をするなど、平和を願って献身的に働きました。
こうして平和を願って献身的に活動してきたミセス・ジャービスだからこそ、その追悼式(ここで娘のアンナが白いカーネーションを参加者に配ったのです)が社会的に注目されたのでした。そしてアンナは、すべての母親の社会に対する貢献を讃えて「母の日」を祝日にする活動をし、1914年に夢が叶ったのです。
ところが、こうした素晴らしい理念が消費文化の中で歪められ、政治的、商業的思惑によって“平和を祈る”はずの母の日が、“家族のために尽力している母にプレゼント(カーネーション)を贈る日”になってしまいました。
そしてアンナは、白いカーネーションが信じられない程の高値で売られていることをきっかけに「貪欲のために母の日を侮辱している」と母の日行事の差し止め裁判を起こしますが、結果は敗訴。その後、母の日の商業化がますます加速していったのです。
晩年のアンナがこんなことを言っています。
「私は、自分が創ったこの祝日の商業化を自分の手で止めさせることによって、お母さんの恩に報いたかった」と。
今の「母の日」と本来の「母の日」の意味は違うかも知れませんが、本来の意味も含めつつ母への感謝を贈りたいものですね。
っていいながら、「母の日」に贈り物をしたことが無いTでした。
今年こそ何かしよ・・