太陽を盗んだ男

最近、テレビで良く核関係のニュースを聞くとどうしてもこの映画を思い出してしまう。
「太陽を盗んだ男」

公開されたのは1979年だから、リアルタイムではもちろん観てないですが、数年前にDVDが発売されたときはすぐに買いに行った。
 主人公(沢田研二)は中学の理科教師。
いつもフーセンガムを膨らまし、ボーっとしているので、生徒たちからは馬鹿にされている。
しかし、その裏で彼は原爆製造計画を進めていた。そしてついに東海村の原発からウランを盗むことに成功、ついに原爆を作り上げてしまう。
そして世界で原爆を保有する8カ国に続く”9番”を名乗り、日本政府を脅し始める。
しかし、彼は何を要求したらいいのかわからない。そこでラジオ番組で要求を公募する。その結果が、メンバーの麻薬問題で入国を拒否されていたローリング・ストーンズの武道館公演。徐々にエスカレートする主人公と、捜査一課の敏腕刑事(菅原文太)の戦いは、壮絶な結末を迎える。
しかし、それで終わりではなかった。
原爆をめぐる大仰な戦いの末に、彼はどこへ行くのか。
沢田研二が原爆を抱えて街を徘徊するシーンで映画は終わっている。
この映画の監督は、通称ゴジこと長谷川和彦。
メッチャむちゃくちゃなこともこの映画でもしている。
映画内の原爆の作り方は本当。
皇居にバスで突入。(もちろん無許可)
メーデーのパレードの中、デパートの屋上からお金をばら撒く(ニセ札だけど・・)
自分は監督だからと、助監督に警察に行かせて・・・(逮捕される)
ゴジ監督はこの作品から制作してなく、とある映画を作るって公言してたのに未だに出来ない。(4年前についにって、スタッフを集めたのに結局出来なかったし)
結構、次回作も待っている人多いのに・・・
先週、テレビで「東京タワー」観て不覚にも涙してたTでした。