映画祭開催中

7月5日から開催した「第27回福岡アジア映画祭」ですが、前半のコンペ作品の上映を終え、今週から、後半戦に入ります。

日本初公開の映画なので、字幕も自分たちで作るのですが作った後の上映中も大変なのです。

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実は、映写室から上映中、セリフに合わせてパソコンでクリックしてプロジェクターで字幕を飛ばすのです。

このタイミングがずれると、誰が話したセリフか解らなくなったり、セリフの前に字幕が出たりするのです。

それ以外にも、事前に送られてきた台本が、本番で上映するフィルムやデータと編集が違ったりして当日判明することがあったり、翻訳班は当日も大変なのです。

まあ、自分は、会場と宣伝と飲み会担当なので、かなり自由にしているですが・・・

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映画祭期間中は、毎夜のパーティー!

土曜日は、お客とゲスト(監督)の交流という形で行い、オークションなどでレアモノを競り落としたり、監督が俳優に電話して生電話など他の映画祭には無いゆるさです。

コンペ作品は、5作品からグランプリを選出します。

審査委員が決めるのですが、自分の予想外に「パパロッティ」が受賞しました。

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この映画は、日本での配給も決まったので今後どこかの劇場で公開されるかもしれません。

前半戦は、会場が変わったり宣伝がうまく出来なかったりと、過去最低の来場数になってしまい来日した監督達にも大変申し訳ない状態でしたので、後半戦は多くのお客さんが見に来てくれることを期待してまた毎夜の飲み会に明け暮れます。