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微笑みの国の白い宝石達「ソラフラワー」
三和トレーディングはソラフラワーを扱いはじめ、およそ20年以上。
いまでは、ソラフラワーの知名度は上がり、ソラフラワーを使ったディフューザーが街の雑貨店に並んでいるのをみかけます。
水田に生えてくるソラフラワーの原木は水をたっぷりと貯えているため、一度乾燥させると吸水性が高く、アロマオイルを保ったり、吸い上げたりするのに最適な素材になります。
ソラの原木はマメ科のセスバニア種のもので、タイの水田に生えています。アユタヤ地方で収穫されるソラの木が最も有名ですが、三和トレーディングの収穫場所はアユタヤよりバンコクから離れた場所で、そこに生えるソラの木は、タイで収穫されるソラの中で、最も白く、最も太く生えているため、質の良い、純白度の高い美しい花を作る事ができています。
ソラの木は、元々、水田に生えてくるただの雑草でした。
燃やしても燃料にならず、マメ科の植物でも食べられる実もなりません。その米農家の方々が手をやいていた雑草を乾燥させ、ペーパーフラワーを作る技術を応用し、お花のように細工した『ソラフラワー』が生まれたのが、数十年ほど前です。
日本をはじめ、海外でもインテリアアイテムとして、そして香り業界ではポプリ素材やディフューザー用のお花、クラフト素材として幅広く活躍しています。
現在では、水田からとれていたお米よりも多い収入源として米農家に還元できており、また、タイの地方の方に、お花を作るトレーニングをすることで、地域全体の貴重な収入源となっています。
三和トレーディングでは、現在4つの地域の50村ほどで、それぞれに特化したお花を作ってもらっており、200人以上の雇用を生んでいます。