カンボジア

昨日の「あいのり」でカンボジアに学校を作るという話があった。
学校に行きたくても、勉強したくても出来ない子供の為、本当にすばらしいと思った。
昔のクメール・ルージュの中、子供たちがどのような事をしてたか、数年前に観た映画を観て、ものすごい恐怖感があったからだ。
「S21 クメール・ルージュの虐殺者たち」(2003年カンヌ映画祭受賞)
この映画は、劇場公開はされてないのですが、イベントで観ました。

「S21」は当時の政治犯収容所。(今は博物館になっています)
当時、この施設の囚人は20000人以上、開放されたのはたった6人だった。
(現在も数人は生きていて、その中には画家がいます)

この映画は、開放された人と実際の虐殺した人、6人を当時の「S21」で会わせそこで何があったのかを、どのようなことが行われたかを、画家が書いた絵と合わせ、その場で演じさせるというものでした。
そこで、虐殺をしてたのが、実は当時10代前半だったのだ。
映画の冒頭、「S21」に行きたくないという加害者を、その母が行かないと行けないと説き伏せる。
開放された人が「どうしてあのようなことをしたのか」と聞かれたとき
「そうしないと自分達がやられてた。」という言葉がすごい痛かった。
このような国は、他にも沢山あるだろう。
自分が何を出来るか、少しは考えて・・
カンボジアの当時は分かる映画に「キリング・フィールド」という実話の映画もあります。