今年は30周年!なのに・・・
毎年この時期のブログの記事。そう「福岡アジア映画祭」。
今年でなんと30周年を迎える事になりました。自分もスタッフとして16年になります。
しかし!今年はお祝いどころか存続の危機に瀕している。(毎年の様だが今年はさらに)
なぜかというと、1年前に予約していた会場から「HKT48」の専用劇場になるとの通告。
福岡で映画上映が出来る会場で、上映システムも持っているところなんて殆どない。
したがって、今回の会場は「アンスティチュ・フランセ九州」のみという事になってしまいました。
7月6日(水)~7月10日(日)
30周年という事で、今回は過去に上映した作品も数作品アンコール上映します。
『ビザと美徳』
Visas and Virtue アメリカ・1997年•26分・監督:クリス・タシマ
ナチスから逃れようとした6000人のユダヤ人のために、政府の命令に反してビザを発給した“日本のシンドラー”杉原千畝を描いた感動の劇映画。
第70回アカデミー賞最優秀ショートフィルム賞受賞!
以前、監督が来福したときは、アカデミー賞のトロフィーも持参して来てくれました。
『スマホの真実』
『スマホの真実ー紛争鉱物と環境破壊とのつながり』
The Truth of Smartphone日本・2016年・35分 監督:中井信介
スマートフォンの製作にはレアメタルを含む20種類以上の鉱物が必要だ。それらはどんなところで採掘されていて、現地ではどんな問題が起きているのか?フィリピン、コンゴ民主共和国、そしてエクアドルの鉱山地帯の住民の声は?
映画祭常連になってきた中井監督の新作を上映。
そして、今回「熊本地震復興支援・特別上映」として「うつくしいひと」を上映します。
監督 行定勲 出演 橋本愛 姜尚中 高良健吾 他
その他、コンペの劇映画の上映も行うのですが今回自分自身もミーティングに参加出来てない状態なので当日作品を見る事になりそうです。
今回は例年に比べ規模は小さくなってしまってますが、国内外から参加してくれる監督とのティーチインもありますし、映画館やDVDでは見れない作品が見れますので今年も楽しみたいと思います。